リハビリ支援ロボット向け「クラウド化ソリューションユニット」の提供開始

~IoT・IT連携を通じた社会課題の解決に向けて~

2017年12月20日

都築電気株式会社(代表取締役社長:江森 勲、本社:東京都港区新橋)は、トヨタ自動車株式会社のリハビリテーション支援ロボット(ウェルウォーク WW-1000)向けに、リハビリデータをクラウド上へ自動収集・配信を行う「クラウド化ソリューションユニット」の製品提供を開始したことを発表いたします。
今回、当社の製造業設備監視で培ったIoT連携・データ収集・データ送信に必要なモノづくり、医療・介護ソリューションのノウハウを元に開発協力を進めております。今後もこれらのノウハウを通じて、社会課題の解決をご支援してまいります。

背景

政府発表のロボット新戦略では、少子高齢化、生産年齢人口の減少が進展する中、ロボット技術は、製造・医療・介護・農業・建設・インフラの作業現場などの幅広い分野で、人手不足の解消、過重労働からの解放、生産性の向上などの社会課題を解決する可能性があると発表しています。

近年、医療・介護分野にてリハビリロボットの必要性が増しており、その利用が広がってきています。さらに、ロボット普及に伴い、大量のリハビリデータを迅速かつ安全に処理・分析する必要性が高まってきています。

クラウド化ソリューションユニットの特長

  1. 1.カスタマイズ性
    • 最適なデバイスを開発から生産までワンストップで対応
    • カスタムファームウェアとアプリケーションで対応
    • 周辺装置についても対応可能
  2. 2.安全性
    • 安全規格についてもお客様のニーズに合わせて取得
    • 環境に考慮した部品を選定
  3. 3.正確性
    • ロボットに合わせた設計により、迅速かつ正確にデータ送信

構成例

ご参考

トヨタ自動車株式会社:リハビリテーション支援ロボット(ウェルウォーク WW-1000)

開発協力にあたり、トヨタ自動車様より以下のコメントをいただいております。

都築電気様に開発協力・技術提供を頂くことで、ウェルウォーク側への大きな変更なしにクラウドサービス連携機能を実装することが出来ました。
このことによる安全、セキュリティ、コスト、開発期間の面でのアドバンテージは特に大きく、今後も医療・介護を始め社会課題の解決に共に取り組んでいきたいと考えています。
ありがとうございました。

トヨタ自動車株式会社 パートナーロボット部 開発担当

都築電気株式会社は、1932年に設立。ネットワーク製品、ネットワークサービス、情報機器、ソフトウェアの「情報ネットワークソリューションサービス」と「電子デバイス」を2つの柱としています。「情報ネットワークソリューションサービス」では公共・金融をはじめ製造・流通・ヘルスケアの業種別体制で、企画、構築(設計・施工・開発)、運用サポートまで一貫した提案を行い、経営課題の解決をお手伝いします。
また、ツヅキグループは「13社・2,276名、国内109拠点・海外3拠点」で約2万社のお客様をサポートしています。
詳しくは、http://www.tsuzuki.co.jp/をご覧ください。

お問い合わせ先

【報道機関】

都築電気株式会社
担当:広報室 北浦、西田
住所:〒105-8665 東京都港区新橋6-19-15 東京美術倶楽部ビル
電話:03-6833-7703
E-Mail:pr@tsuzuki.co.jp

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