2019年02月05日

　都築電気株式会社（代表取締役社長：江森 勲、本社：東京都港区、以下 都築電気）と慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム（代表：田中浩也）は、「顔識別技術を利用した個体識別管理」についての実証実験を開始致します。
　本内容については、3月5日（火）～8日（金）に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」の当社ブースにてデモを実施致します。

■背景

　経済産業省では、2017年に「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定し、2025年までに全ての取扱商品に電子タグを貼り付け、個品管理の実現に向けたプロジェクトを推進しております。

　上記プロジェクトに有識者として参加されている慶應義塾大学 環境情報学部の三次 仁（みつぎ じん）教授は、IoT(*1)を研究テーマの中心として、身の回りにあるモノとそのモノに関する情報を繋ぐ、新たな仕組みの実現を目指しております。

　また、当社中期経営計画では「成長新分野新領域への挑戦」を基本方針の一つに掲げ、社会課題解決に資する事業領域に積極的に取り組んでいます。今回、三次教授の研究内容に賛同し、三次教授がリーダーを務める「慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム」のデジタル流通プロジェクトに2017年より参画しております。

　研究成果をビジネスに応用・市場展開することで社会課題の解決を共に行うため、まずは自社業務を対象とした実証実験を行います。

(*1) IoT（Internet of Things）とは、様々なモノがネットワークを通じて相互に情報交換を行う仕組みのことです。

■実証実験の内容

　慶應義塾大学SFC研究所にて開発中の「個体識別システム」と、当社でPoC（*2）実施中の「顔認識技術」を連携し、ICカードの貸出および返却業務の自動化・無人化の実験を当社内において実施致します。なお、利用者の窓口となる端末には、富士通株式会社の提供するunibo（*3）を使用しています。　

(*2)PoC（Proof of Concept）とは、新しい概念や理論、原理、アイデアの実証を目的とした検証やデモンストレーションのことです。
　　本実証実験で用いた顔認識技術については、株式会社センスタイムジャパンが開発し、当社でPoC実施中のものです。
(*3)uniboはユニロボット社の登録商標となります

＜参考＞

　3月5日（火）～8日（金）開催の「リテールテックJAPAN」当社ブースにて上記のデモを展示いたします。

　リテールテックJAPAN　https://messe.nikkei.co.jp/rt/i/

■本発表にあたり、以下のコメントを頂戴しております

■都築電気について　https://www.tsuzuki.co.jp/

　都築電気株式会社は、1932年に創業。ネットワーク製品、ネットワークサービス、情報機器、ソフトウェアの「情報ネットワークソリューションサービス」と「電子デバイス」を2つの柱としています。「情報ネットワークソリューションサービス」では公共・金融をはじめ製造・流通・ヘルスケアの業種別体制で、企画、構築（設計・施工・開発）、運用サポートまで一貫した提案を行い、経営課題の解決をお手伝いします。

　また、都築グループは「13 社・2,475名、国内107拠点・海外3拠点」で約2万社のお客様をサポートしています。

■お問い合わせ先

【報道機関】

　都築電気株式会社

　担当　：広報・ＩＲ室　平井・北浦・西田

　住所　：105-8665　東京都港区新橋6-19-15　東京美術倶楽部ビル

　電話　：03-6833-7780

　E-Mail：pr@tsuzuki.co.jp

　慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム

　URL　： https://coi.sfc.keio.ac.jp/conso/

　E-Mail： fabearth@sfc.keio.ac.jp

【製品・サービス】

　都築電気株式会社

　担当　：プロダクトサービスビジネス推進室　岩渕・濱田

　住所　：105-8665　東京都港区新橋6-19-15　東京美術倶楽部ビル

　電話　：03-6833-7571

　E-Mail：webinfo@tsuzuki.co.jp

＊本書面に記載されている会社名、製品およびサービス名は、各社の登録商標または商標です。

＊プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。

　その後、予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承願います。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

以　上