対談記事 データサイエンスセンター

DX推進統括部

データサイエンスセンター

小嶋 万里佳

アナリティクステクノロジーチーム

森 梓

アナリティクスコンサルタントチーム

当社で活躍するデータサイエンティスト2名をご紹介します。

  • 2021年9月の取材記事です。組織名等は取材当時のものです。

所属部署は?

DX推進統括部 データサイエンスセンターです。
私はそのなかのアナリティクスコンサルタントチーム、小嶋さんはアナリティクステクノロジーチームに所属しています。

部署メンバーはどんな人達?

小嶋

私も含め、学生時代からAIやデータ分析を学んでいた人達ばかりでは無いですが、趣味でディープラーニングしている方や簡単に便利サイトを作ってしまう人もいます(笑)

マニアックな人ばかり?と思われそうです(笑)理系出身者が多いですが、文系出身者もいます。
AIやデータ分析は、論理的に考える力がもちろん必要ですが、お客さまとコミュニケーションが取れる、意見をくみ取る力も必要なので、明るくて論理的に考えるメンバー達です!

どのような仕事をしていますか?

小嶋

私達は、DXやAI関連の商談サポートから、データ分析や画像解析技術を用いたモデル構築など、DXやAIの選任部隊として技術的な支援やシステム実装も行っています。

社内の全部署を横断的に支援する部隊でもあるので、営業部門と提案に同行したり、技術部門とAIを組み込んだシステム化に向けた話合いをしたり、幅広く活動しています。

小嶋 万里佳

お客さまはどのような方々ですか?

業種・業態は問わず、都築電気がお付き合いさせて頂いているお客さまです。様々な業種の方々とお話する機会があります。

どのような事例がありますか?

小嶋

データ分析では、病院の退院日予測や社員のメンタルヘルス不調予測などを行った実績があります。画像解析では、食肉の部位判別や製品の不良品検知などの実績があります。

小嶋さんは、画像データを扱った画像解析やテキストマイニングと言われる、テキストデータを扱った分析を主に担当してくれます。

小嶋

昨今、お客さまの声を製品開発や保守に活かすために、コールセンターをもつ企業も多いと思います。そこに蓄積された会話のテキストデータを使って、現状分析やお客さま社内の施策へ活かせるデータを探索するなどを行っています。

森さんは、需要予測をやっていますよね。

はい、私は青果系の需要予測や店舗の客数予測を行った経験があります。需要予測といっても、AIは過去のデータを使っているので、イレギュラーな事態が起こった場合は、予測が外れます。あくまでも「人間の補助や参考」となるモデルやシステム構築を行っています。

森 梓

「DX」や「AI」活用ってイメージしにくいです・・・

まず、デジタル技術やAIを利用して、何をしたいか、どう活用していきたいのか「ビジョン」や「目的」を持つことが重要だと思います。

小嶋

データはあるので何か出来ない?というご要望も多く、弊社では「活用目的」から一緒に検討することも行っています。
ただ、やはりお客さまから明確な目的を示して頂ける方が、正直嬉しいですね(笑)

そうだね(笑)
実際に分析モデル作成後や、結果を出した後に「やっぱりこれじゃ使えない・・・」は、お互いに避けたいので。
イメージしにくい分野だからこそ、「目的」を共通の羅針盤として案件は進めていきたいですね。

この分野の楽しさや苦労は何ですか?

小嶋

データをじっと見つめながら、基礎集計やデータ分析していて自分で規則性を発見できると楽しいですね!画像解析の場合はモデルの精度が上がると嬉しいですね!

わかる、わかる!データから自分で何か発見できると嬉しいね!私は、報告資料作りは大変だけど、どうすれば伝わるかを考えながら作成できるので、好きです!
データが揃ってなかったり、分析前の成型が大変な時は辛いです・・・

小嶋

自由記述のテキストデータは、、書き方がバラバラなので分析が大変な時があります・・・
あと画像データも学習データをたくさん作る「アノテーション」と言われる作業が大変で、周りに手伝ってもらうこともあります(笑)

データ分析やAIはDXを加速させるために今後さらに重要性が増してくるテクノロジーです。私たちも日々技術習得をし腕を磨いていますので、データの活用方法等で課題をお持ちのお客さまは是非ご相談ください!