経営理念に込めた想い

2022年6月24日 ツヅキグループパーパスを制定、経営理念刷新

未来予測が難しさを増すVUCA時代のなか、当社は2022年に90周年を迎えました。100周年、そしてその先も社会に価値を提供し続けていくため、「私たちがなぜ社会に存在し、どのような存在であるべきか」を見つめなおし、パーパスを制定しました。
また、パーパスを中心として、経営理念と同時にタグラインも刷新しています。

経営理念(パーパス&バリューズ)

私たちの価値とあり方を言語化した「パーパス」と、大切にすべき価値観・行動指針を定めた「バリューズ」から構成しています。これまでの経営理念で掲げてきた内容もパーパスに包含し、大切にしてきた想いを引き継いでいます。

ロゴマーク、タグライン

TSUZUKI 可能性に満ちた“余白”を、ともに。

ロゴマーク(上段)

左にある3つの四角形は、お客さま、ビジネスパートナー、当社を表しています。
価値創造にあたって、様々な皆さまとの関係を大切にしていくことを表現しています。

タグライン(下段)

パーパスの制定に合わせて、2022年にタグラインを刷新しました。
可能性に満ちた“余白”が当社を介して色づいていくさまを、光=プリズムのイメージで表現しています。
また、右上に向かって伸びていくシャープで力強いデザインに、先進性や価値創造への意志を込めています。

ツヅキグループのバリューズ

同じ旗印のもとグループで一体的かつ一貫性ある価値創出をおこなうために、グループパーパスを制定し、統一をしています。
一方で、各社の事業や企業文化の違いといった多様性を互いに認め合いながらシナジーを生み出すために、バリューズは各社にて策定しました。

  • 100%子会社が対象となっています。詳細は、各社ホームページをご覧ください。

理念制定のプロセス

全従業員を対象としたアンケートや、多様な価値観・経験をもったメンバーで構成されたワークショップを実施するなど、従業員とともに作り上げるステップで制定しました。経営層へのヒアリング結果も踏まえて様々な議論を重ね、従業員・経営層の想いをパーパスに凝縮しています。また、小まめな情報発信を通して制定に至るプロセスをオープンにすることで、パーパスへの興味喚起と透明性を担保し、理解・共感の醸成に繋げています。

従業員アンケート

私たちの日々のなかにあるパーパスの要素や、経営理念への想い、会社の強み、会社のあり方について、従業員アンケートを実施しました。定量面・定性面の双方からアンケートの結果をとらえるために、1,085名(調査対象者の80%)の回答全てを読み込むとともに、自社のAIサービス「D-VUE Service」によるテキストマイニング分析を行い、記述式回答を含めて可視化、定量データとして活用しました。
アンケートに込められた従業員一人ひとりの想いや意見は、定量的かつ定性的に、ワークショップへ託されています。

従業員ワークショップ

年齢・役職・職種・地域を超えた約30名のメンバーが集合し、短期集中で従業員ワークショップを実施、徹底的に議論を重ねていきました。当社の発揮する独自性、向き合い続けること、実現したいことをそれぞれ掘り下げ言語化し、パーパスの言葉に集約しています。最後の工程「表現の磨き込み」では、代表メンバーにて、単語一つひとつに込められた意味を確かめ合い、認識が異なるところについては意見を交わすなど、長時間に渡る熱のこもった打合せとなりました。これを経て、こだわり抜いたパーパスと新理念体系が完成しています。

言葉に込めた想い

人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。

人と知と技術

私たちの価値の源泉であり、独自のアイデンティティを表現しています。

可能性に満ちた“余白”

過去、現在、未来を通じて、お客さまや社会に対して生み出し続けている価値を表現しています。
当社の活動を通して広がる以下の要素を「可能性に満ちた“余白”」という言葉に集約しています。

ともに

ステークホルダーの皆さまとともに進んでいく、当社のあり方を表現しています。お客さまとの伴走や協働・共創、BtoBtoX観点のビジネスなどをリードしていく企業姿勢とともに、当社らしい温かな社風を表現しています。

社訓(創業時の想い)

「開拓無涯」 「忍は修養の基也」 「和以為貴」 「開拓無涯」 「忍は修養の基也」 「和以為貴」

当社には、価値創造のために従業員が守るべき価値観・行動指針として3つの社訓がありました。
社訓に込められた想いは、現在も形を変えて経営理念に引き継がれています。