理念浸透
ツヅキグループでは、これから先も社会から選ばれ続ける企業であるために、パーパス(私たちの価値とあり方)とバリューズ(大切にすべき価値観、行動指針)を定め、経営理念として掲げています。経営理念の浸透を通して、従業員一人ひとりのエンゲージメント向上と、社会への提供価値の拡大を目指します。
目指す姿とKPI
ツヅキグループが展開している事業や従業員一人ひとりの目の前の業務は、全てお客さまや社会の課題に繋がっています。従業員一人ひとりが経営理念を意識したうえで、日々の業務や新しい仕事に臨み体現することこそがパーパスの実現につながると考えており、「経営理念・企業活動に共感すること」「自身のはたらく動機と紐づけていること」「日常業務における判断軸として機能すること」を目指し、活動を進めています。
従業員アンケート調査
年に1度の従業員アンケートにより経営理念の浸透度を定点観測しています。調査結果と目指す姿に基づき、施策立案・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回しています。
経営理念刷新直後の2022年度調査では、2021年度調査と比べ、各項目ともに落ち込みました。浸透活動を着実に遂行していくことにより、2025年度までに以前の理念浸透度を上回る水準を目指して、活動を進めてまいります。
方針
経営理念の浸透度合いを3段階のレベルに分け、中長期での実現を目指して理念浸透活動を進めています。
レベル |
状態 |
レベル到達へのキーワード |
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レベル1 |
パーパスを深く理解し、自分の言葉で語れる状態 |
【認知と共感】
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レベル2 |
パーパスと個人のパーパスの共通項を見つけた状態 |
【自分ごと化】
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レベル3 |
パーパスを日常業務と繋げ、 |
【共有化、習慣化】
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具体的取り組み
パーパスの世界観をモチーフとしたデザインの展開
認知度の向上のために普段から経営理念との接触頻度を増やし、意識に刷り込む施策を進めています。パーパスの世界観をモチーフにしたデザインのもと、スライドテンプレート、社内グループウェア(IntrameriT)のログイン画面・バナー、コーポレートサイトトップページ、オンライン会議用背景、ステッカーなどあらゆる場面で目にする機会を増やしています。
■スライドテンプレート
■オンライン会議用背景
TCloud for BizChatのチャットスタンプ
社内のコミュニケーションツールとして導入しているTCloud for BizChat(ビジネスチャットツール)にて、オリジナルスタンプをリリースしました。
経営理念に関するスタンプを36種類作成し、日々のコミュニケーション業務の中で気軽にパーパスを感じられるようにしています。
パーパス説明ツール
パーパスを制定した背景から議論・決定に至るまでを解説した説明用資料を展開することで、社内外のステークホルダーに向けてパーパスへの理解を促しています。説明資料だけではなく、解説動画を製作・公開することで、より深い理解へと繋げています。理解・共感を得てこそ、パーパス本来の機能が発揮できると考えており、当社では想いを伝え理解を促す施策に力を入れています。
■説明用資料
■説明用動画
経営層からの動画
経営層及びグループ会社社長へインタビューを実施し、「PURPOSE INTERVIEW~理念への想い~」として従業員向け動画をツヅキグループ内で公開しました。経営層自らパーパスへの想いや期待することなどを語り、生の声を従業員に届けています。
マネージャー向けワークショップ
統括部長・部長クラスが参加する「リーダー合宿」と、課長クラスが参加する「ラインマネージャーワークショップ」にて、「パーパスの理解・浸透を考える」をテーマにした議論の場を設けました。理念浸透には、経営(トップダウン)と現場(ボトムアップ)の双方による取り組みが必須です。今回は対話をメインにパーパスと深く向き合う機会を創出し、パーパスの自分ごと化および今後の自部門での積極的活用方法について検討をしました。
社員総会
ツヅキグループの従業員と経営幹部との一体感の醸成と、エンゲージメントの向上を図るイベントとして、年1回、社員総会を実施しています。
- *2020年からは感染拡大防止のため中止
- 事業説明による理解醸成
- 外部講演(健康経営、SDGs等をテーマにし実施)
- 表彰制度にて選出された従業員の表彰式
- 新入社員紹介
などのコンテンツにより、理念・事業理解と一体感の醸成を行っています。
社内報
歴史をつなぐ媒体とすることを目的として社内報を定期発行しています。
主に従業員の活動や成果にフォーカスし、従業員へのインタビューやお客様との対談記事などを掲載しています。