1 事業を通した社会への価値創出

事業推進

本プロジェクトについて

目的・意義

私たちは創業より、2万社のお客さまが抱える事業課題の解決に寄与し、様々な社会課題に向き合ってきました。ICTには、お客さまの企業価値を高めるだけでなく、持続可能な社会づくりに直接的に貢献できる大きな可能性があります。
本プロジェクトでは、事業で生み出す社会価値の可視化および向上と、従業員への意識醸成を通し、サステナビリティを推進していくことを目指します。

主な取り組み

事業を通したサステナビリティ推進を加速させるための、各種情報整理・発信や意識醸成に向けた各種企画の進行

  1. 1.事業を通して社会に生み出す好影響の可視化
  2. 2.サステナビリティに寄与する社内事例の共有
  3. 3.従業員への意識醸成・自分ごと化のための企画・推進

基本的な考え方

私たちは、日々進歩するICTサービスを軸に事業を推進しています。お客さまを取り巻く社会課題に向き合い解決を支援することで、社会的価値の創出と、自らの持続的成長とを両立しています。

「事業を通した社会への価値創出」をさらに力強いものにしていくため、お客さまに向き合う従業員一人ひとりが、ツヅキグループおよび自らの仕事が持つ社会的価値や使命を強く認識・実感できる環境を整えていきます。

サステナビリティを自分ごととして捉え、価値の源泉である「人・知・技術」を高め、それぞれのお客さまに対する中・長期的な価値提供に邁進していくことで、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)に寄与していきます。

事業を通した取り組み

注力分野の社会課題解決に資するサービス提供

ツヅキグループでは、中期経営計画「Transformation 2026」における事業戦略として、「コンタクトセンターシステム/クラウドコミュニケーション/DXコンサルティング/マネージドサービス/セキュリティ/特定市場DXサービス」を市場成長性の見込める「成長6領域」と定め、積極的な取り組みを進めています。

「成長6領域」に向けた取り組みを強化することは、事業拡大に留まらず、お客さまのビジネス成長ひいては様々な社会課題の解決に繋がります。

私たちがこれまで培ってきた「人と知と技術」を原動力として、「コミュニケーション/サイバーセキュリティ/デジタルトランスフォーメーション/労働生産性向上」等の価値創出に寄与し、サステナビリティを推進します。

本プロジェクトでは、社会への価値創出の規模を測る指標として、同領域の売上高を注視していきます。
※各領域における社会課題解決の詳細は、今後サイトにて順次ご紹介していきます。

提供サービスにおけるクラウド化の推進

当社では、サステナビリティと技術革新を両立・加速させていくためのサービス基盤として「クラウドビジネスの成長」を重視しています。

クラウドの利活用を行うことで、産業廃棄物の削減、再生可能エネルギーの活用、GHG排出量の削減など環境への負荷を抑えるサステナブルな社会への貢献が期待できます。

また、従量制やサブスクリプションベースの価格設定により、資産・コストの最適化を促進しプロダクトの健全性と寿命を向上させつつ、自動化やデータ活用などのメリットを最大限活かすことが可能です。

また、クラウドビジネスの活性化は人手による営業活動の限界を克服し、多くのお客さまへのサービス提供が可能です。

業種や規模の異なる当社のお客さまに対し、共通して提供できる社会価値の基盤となるため、事業に含まれるクラウドビジネスの成長率を指標として注視していきます。

意識醸成・自分ごと化に向けた取り組み

上記の基本的な考え方に則り、活動の起点として、従業員に向けたサステナビリティ意識の醸成活動を行っています。

一般的なサステナビリティ情報のインプットだけでなく、「自らの仕事が、サステナビリティ上のどの部分に影響しているか」について考えを深めていく施策を行っています。

従業員に向けた啓蒙活動

トップダウンの情報発信

戦略発表の会議において、経営層から全社員に対して以下のメッセージを発信し「サステナビリティ起点での思考」の重要性を啓蒙しています。

  • 日々の事業活動がサステナビリティと密接に繋がっていること
  • サステナビリティは全員で取り組むべき活動であること
  • サステナビリティ観点が営業力・競争力の創出に繋がること

商談フローへの組み込み

お客さまへの商談に取り組むにあたって「社会的意義・社会への好影響」を明確化するプロセスを追加しました。
商談の背景や、提供するサービス、スケジュールなどとあわせて、中長期的な社会的価値を意識したビジネス推進を行う環境を整備しています。