
新技術の社内実践
本プロジェクトについて
目的・意義
私たちは新技術の学習と実践に力を入れています。その目的は、得られた「知」と「技術」をお客様に価値として提供するためです。新技術の活用は、私たちのサービスを強化し、生産性を向上させるための重要な手段です。
これらの取り組みを通じて、私たちはお客様に「価値」を提供し、同時に自社の効率とパフォーマンスを向上させることを目指しています。
主な取り組み
ワーキンググループメンバーを中心に新技術の社内実践を行い、「知」と「技術」を培い、社内での新技術活用を推進・支援を行います。
- 1.新技術に対する社内実践(検証・評価)
- 2.サービスへの組み込み企画・開発支援
- 3.新技術を利用した業務効率化
具体的な取り組み
生成AIに関する取組
生成AIの専門ワーキンググループを立ち上げ
当社では、生成AIの発展を見据えて「生成AIワーキンググループ」(以下、生成AI-WG)を立ち上げました。本活動は、日本マイクロソフト株式会社の協力のもと、以下の目的で推進しています。
- サービス強化:サービスへの組み込み企画・開発支援
当社サービス体系である「Total Solution Service Framework」の各種サービスに「Azure OpenAI Service」を組み込み、生成AIを活用したサービス強化を行い、お客様に新しい価値を提供します。 - 生産性向上: 新技術に対する社内実践(検証・評価)及び、新技術を利用した業務効率化
プライベートな生成AI環境や、生成AIを利用した各種サービスを従業員に提供し、様々な社内業務(技術部門・営業部門・機能部門)において実践を行い、生産性向上・業務効率化を進めています。

https://www.tsuzuki.co.jp/news/2024/20240507_001463.html
プライベート生成AI環境の活用
当社では、2023年6月より、全従業員に向け「Azure OpenAI Service」を用いた当社専用のChatGPT活用環境「TAI-CHAT(タイチャット)※1」を整え社内実践を行っています。
また、2024年3月には、業務利用シーン別に利用可能な「TAI-CHAT EXPERT(タイチャット エキスパート)」を社内公開し、更なる生産性向上・業務効率化を進めています。
- ※Tsuzuki AI powered by ChatGPT API/GPT-4
TAI-CHAT

- プロンプト(生成AIへの命令)に関するコツ・知識が必要
- プロンプト駆使することで幅広く利用可能
TAI-CHAT EXPERT

- 生成AIの魅力、効果を体験できる始めの一歩として利用可能
- 業務利用シーン別にメニューがありプロンプトを意識せずに利用可能
(メール誤字脱字チェック、会議要約 など)
当社におけるプライベート生成AI環境の利用状況
生成AIに関する社内勉強会を開催し、生成AIに関する理解、活用シーン、活用における注意点等を従業員に向けて発信しています。
多くの従業員が、生成AIを活用し生産性向上・業務効率化を図っています。

今後の取り組みについて
生成AIに関する活動を引き続き推進してまいります。
また、SDGsの目標8 「働きがいも経済成長も」 を見据え、以下の実現に向けて取り組みを継続します。

- お客様に対して
- 新たな価値の提供
- お客様のビジネス成長の支援
- 従業員に対して
- 生産性向上に向けた取組
- 業務の効率化に向けた取組
- 働きがいのある環境整備