2 「人」の成長と活性化

組織・人材開発

本プロジェクトについて

目的・意義

「リーダー人材育成」、「プロ人材育成」、「自律的なコミュニティ活動の支援」の3本柱を基本方針とし、組織と個人の活性化することで市場の幅広いニーズに応えられる能力を高めます。

主な取り組み

採用・配置・制度等の組織からのアプローチと人材開発プログラムを軸とした個へのアプローチを組み合わせて推進していきます。

  1. 1.事業部門主体の人材育成
  2. 2.次世代経営リーダーを育てるTLF
  3. 3.スペシャリストを育てるTCP(社内認定)

基本的な考え方

 都築電気では、人材育成・キャリア開発・意識改革により「個人を活かす」人材開発と、採用・異動・組織活性化により「組織を活かす」組織開発を行っています。

 都築電気では、「個人」を活かす人材開発プログラムを豊富に提供しています。人材開発プログラムにおいては、「ヒューマンスキル」と「ビジネススキル」の両輪で総合的に個人の成長を支える体制を確立しています。また、「個人」の育成に留まらず、「組織」を活かすために「関係の質」向上にも注目し、組織開発に注力しています。

具体的な取り組み

長期的に活躍できる人材の育成 ~ヒューマンスキル強化~

 都築電気の人材開発では、時代の変化に応じて柔軟にメニューを変えながら、未来志向でヒューマンスキル強化を行っています。主に、リーダー育成のために、従業員一人ひとりの等級・ポジションに合わせた階層別育成プログラムを実施しています。

 また、年齢や本人の希望するキャリアに合わせて、「マイキャリア」 (=自分の将来)に希望が持てるキャリアデザインを支援します。充実度の高いキャリア形成に向け、発達課題や必要支援を整理し、機会提供と金銭支援を行っています。

次世代経営リーダーを育てるTLF(Tsuzuki Leaders Forum)

 次世代リーダーである経営人材を育成するため、2019年から TLF(Tsuzuki Leaders Forum)を実施してきました。累計45名がプログラムを受講し、今までの延長線ではない経験を積めるポストに戦略的にアサインを実施してきました。

TLF受講歴のある執行役員 :  6名(2025年4月1日現在)
TLF累計受講人数:45名(2025年4月1日現在)

スペシャリストを育てるTCP(社内認定制度)

 2017年より高度スペシャリスト認定制度としてTCPをスタートしました。目指すスペシャリスト人材像を14モデルに明確化し、年齢・性別・等級に関係なくスペシャリストを目指すことを奨励しています。
 資格保有をエントリー条件とし、実績を審査したうえで認定しています。会社への貢献度合いから継続審議を行い1年更新としています。

TCP認定者数:36名(2024年3月現在・延べ人数)

DX人材の育成

 ビジネスデザイナーやデータサイエンティストなどの高度DX人材をTCP(社内認定制度)に組み込み、育成を行っています。さらに、全社員を対象として基本的なマインド、知識、経験を有する人材を評価・判定し、DXアソシエイトとして社内認定しております。

TCP1 ビジネスデザイナー    1名(2025年3月現在)
TCP1 データサイエンティスト  4名(2025年3月現在)
DXアソシエイト認定者数    278名(2025年3月現在)

 2021年よりDX専門の組織を作り、組織強化をしてきました。一連の取り組みが評価され、当社は2022年2月 「DX認定事業者」 に認定されています。

組織が活きる「関係の質」に注目

 より活性化した「組織」の開発を目指し、「関係の質」を高める施策を実践しています。「関係の質」とは、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱する「組織の成功循環モデル」において起点となる状態を指します。「従業員が互いに尊重し、結果を認め、一緒に考える」関係性の質を高めることにより、思考の質・行動の質・結果の質が高まり、また関係の質が良くなる、という好循環が回ります。

 都築電気では、「関係の質」向上に繋がる施策の積極的な展開を通じ、従業員がチームにおいてチャレンジと成長を繰り返しながら歴史を紡ぎ、持続的・永続的に顧客価値を創出・創造し続けることを支援します。

時代や外部環境に応じた最適な人材開発

 働き方・働く場改革を進めながら、リモート環境と対面環境を使い分け、時代や外部環境に応じて最適な人材開発を実践しています。

取り組みの一例: